他院で抜歯と言われた歯を
もう一度残せないか考える治療
「この歯はもう抜くしかない」と言われた。根管治療を何度繰り返しても症状が治まらない。そのような歯でも、残せる可能性が残されているかもしれません。当院ではNd:YAGレーザーを使った根管・歯周治療で、通常の方法では保存が難しいとされた歯の保存・延命を目指します。
歯を失えば咬み合わせや食事、全身の健康にも影響が及びます。当院では、歯を残すことにこだわって診療にあたっています。すでに抜くしかないと言われた歯でも、CT検査で保存の見込みを確認してから判断したいという方は、堺市美原区の「はるかぜ大人こども歯科・矯正歯科」で一度ご相談ください。
このような方はご相談ください

次のいずれかに当てはまる方は、保存できる可能性が残っているかもしれません。CT検査とカウンセリングで状態を確認できます。
| 他院での抜歯宣告 | 他院で「この歯は抜くしかない」と言われた方 |
| 繰り返す根管治療 | 根管治療を繰り返しても症状が改善しない方 |
| 歯の破折 | 歯が割れている(破折)と診断されたが、できれば残したい方 |
| 重度の歯周病 | 重度の歯周病で骨が溶けていると言われた方 |
| インプラント・入れ歯を避けたい | インプラントや入れ歯をできるだけ避けたい方 |
一つでも当てはまる方は、まずCT検査とカウンセリングで保存の見込みを確認します。歯を残せる可能性があるかどうかをご説明します。
Nd:YAGレーザーを使った根管・歯周治療とは
Nd:YAGレーザーを用いた治療は、根管内や歯周ポケット内の細菌をレーザーの熱で除去する方法です。通常の根管治療では器具が届きにくい根の深部や側枝にもアプローチでき、感染源を減らして組織の回復を促します。何度治療を繰り返しても治らなかった難治症例でも、保存・延命を目指せる場合があります。当院では通常の根管治療や歯周治療と組み合わせながら、症状や画像所見を確認して進めます。

症例:他院で抜歯と言われた歯を保存
Before

After

54歳男性。左下前歯部に膿の出口であるフィステル(歯ぐきの白い膨らみ)を認め、違和感を主訴に来院されました。慢性的な感染が疑われる状態でしたが、レーザー照射を行ったところ違和感とフィステルが消失。再発に対しても追加照射で対応し、抜かずに保存できています。
※治療結果には個人差があり、すべての症例で同じ結果が得られるわけではありません。
| 主訴 | 左下前歯の違和感・歯茎のできもの(フィステル) |
| 治療内容 | レーザー照射によるフィステル治療・歯周部への対応 |
| 治療期間 | 約2年(経過観察含む) |
| 費用 | ¥47,500(税込) |
| 副作用 | レーザー治療は外科的処置を伴わないため、身体への負担は最小限です。まれに照射後に一時的な違和感が生じることがありますが、多くの場合数日で落ち着きます。 |
通常の根管治療で治らなかった歯が改善した例
56歳男性、左上6番のケースです。歯がぐらつき、根の先に炎症を疑う所見がありました。一般的な基準での根管治療を進めましたが症状は改善しませんでした。そこでレーザーを併用したところ、フィステルが改善してぐらつきも落ち着き、根管充填へ進めました。最終的に被せ物(CAD/CAM冠)まで治療を進め、歯を残すことができました。「他院の根管治療では治らなかった」という歯でも、原因へのアプローチを変えることで保存できる場合があります。
※治療結果には個人差があり、すべての症例で同じ結果が得られるわけではありません。

症例紹介|CTで確認できた骨の再生
Before

After

レーザー治療の効果は、見た目の症状だけでなく画像でも確認します。こちらの患者様は、左上の前歯部分に違和感があり、歯ぐきにフィステル(膿の出口となる小さなできもの)が見られる状態で来院されました。
Nd:YAGレーザーを使った治療を継続し、治療前後のCT(3次元の断層撮影)を比較したところ、炎症で溶けていた骨が部分的に再生している様子を確認できました。途中、軽度の違和感が残った際にはCTで未処置の部位を特定し、照射範囲を調整して追加治療を実施。以降は改善傾向を認め、現在は定期検診にて経過観察を続けています。骨の状態という客観的な指標で経過を追える点も、この治療の特徴です。
| 主訴 | 左上前歯部の違和感 |
| 治療内容 | Nd:YAGレーザーによる根管・歯周治療 |
| 治療回数 | 計5回+CT評価による追加施行 |
| 治療期間 | 約1年 |
| 費用 | ¥○○○,○○○(税込) |
| リスク・副作用 | 治療効果には個人差があり、すべての症例で同じ結果が得られるわけではありません。 |
治療対象になる方の目安
レーザーを用いた根管・歯周治療が選択肢になりやすいのは、次のような状態です。すべての歯を保存できるわけではありません。状態によっては抜歯が望ましい場合もあるため、CT検査で見極めます。
| 重度歯周病で骨が大きく溶けている歯 | 歯周ポケット内の細菌をレーザーで除去し、骨や組織の回復を促します。 |
| 根管治療を繰り返しても改善しない難治症例 | 器具の届きにくい根の深部の感染源にアプローチし、症状の改善を目指します。 |
| 歯根破折の可能性がある歯 | 状態の維持と延命を目的に、感染のコントロールを行います。 |
治療の流れ
複数の手法を組み合わせるため、当院ではCT検査から経過観察まで段階を踏んで進めます。
CT検査・カウンセリング
3次元CT画像で歯と骨の状態を確認し、保存の見込みを判断します。治療方針と費用についてご説明します。
Nd:YAGレーザーによる根管・歯周治療
レーザーで根管内や歯周ポケット内の除菌と処置を行います。通常の根管治療や歯周治療と組み合わせて進めます。
経過観察・メインテナンス
定期的なCTと口腔内検査で骨と歯の状態を確認します。再発があれば追加照射で対応し、安定を確認できるまで経過を追います。
費用について
保険診療の根管治療と組み合わせるケースと、自費での対応となるケースがあります。状態や治療範囲によって異なるため、CT検査の結果をもとにカウンセリングで費用と期間をご説明します。
よくある質問
Q. 他院で「抜くしかない」と言われた歯でも残せますか
A. 状態によります。残せる場合もあれば、保存が難しい場合もあります。まずCT検査で骨と歯の状態を確認し、保存の見込みをお伝えします。判断のためのご相談だけでも受け付けています。
Q. レーザーを使えば必ず歯が治りますか
A. すべての症例で同じ結果が得られるわけではありません。治療結果には個人差があり、再発して追加の照射が必要になることもあります。CT検査で適応を見極めたうえで進めます。
Q. 治療は痛いですか
A. レーザーは細菌を除去するための処置です。通常の根管治療や歯周治療と同様に、必要に応じて麻酔を行いながら進めます。
Q. 治療期間はどのくらいかかりますか
A. 症状や歯の状態によって異なります。数週間で改善するケースもあれば、再発への対応を含めて経過観察が長く続くケースもあります。CTで状態を確認しながら進めます。
Q. 抜くべきか残すべきか、相談だけでも可能ですか
A. 可能です。「本当に抜くしかないのか」を判断するためのご相談だけでも構いません。CT検査の結果をもとに、保存と抜歯それぞれの見通しをご説明します。
